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木の実のクラフト
 
木の実のクラフトの歩み
庭の梅の木。実をとり終えたら毎年剪定していました。それでもかなり高く大きくなり実をとるのが大変になると思い,高く伸びた太めの枝を思い切ってバッサリ。
枝を切り終え休憩をとっていると,「貯金箱の工作何がいいかな。」と娘。「梅の木で夏休みの工作を考えてみない。」と娘に「やってみる。」・・・
枝をいろんな長さに切ってやると,木の枝で森の動物たちの貯金箱をつくり, 貯金箱コンクールに出品しました。担当の先生の目にとまり4年生の
代表で出品してくださいました。姫路で展示されてるよ。・・・大阪で展示され,・・・東京で展示され,Piggy Bank Contestでオランダで展示されました。
1995年のことです。これが,木の実の動物たちの始まりです。
木の枝のペーパーウエイトから始まり,鉛筆立て,・・・木の実を利用したトトロ,いがぐりを利用した動物,リースなど,子どもたちにつくってもらっています。
自然の力 材料が持つ力でしょうか,どの作品も個性豊かな世界に1つしかないほっこりした作品に仕上がります。
木の実の動物たち 
子どもたちがつくった動物たちです。一緒に来られたお母さんお父さんの作品も含まれています。 


ウサビッチたち   ウサギ
後ろの葉はドングリの発芽
百均のガラスケースに
赤玉土を入れてドングリの
種を置いておくと発芽しました
秋に紅葉しました
 恐竜の赤ちゃん
口 ピスタチオの殻
足 ドングリの殻斗
目 フウセンカズラの種
体 メタセコイヤの実
ウサギ
手足 ドングリ
目 ピスタチオの殻と
フウセンカズラの種
体 山茶花の木
ウサギ 
 ヒナ
フウの木の実とマツボックリ
くちばしと羽根はピスタチオ
目はフウセンカズラの実
体 マツボックリ
台は桜
 親子のペーパーウエイト
顔の傾き具合がいいね
クヌギのドングリトトロ 
 親子のペーパーウエイト  フクロウ 

マツボックリ ヤシャブシ
ピスタチオ ヒマワリ
 
トトロのクリスマス リース  トトロのクリスマス リース
フクロウとトトロの リース  トトロのクリスマス リース  トトロのクリスマス リース
     
 イガグリの鉛筆立て
しっぽはヤシャブシ
フクロウたち
表情がいいね 
マツボックリ ドングリ ヤシャブシ
ピスタチオの殻 ヒマワリの種
イガグリのムササビ
鉛筆立て 
なんともやさしそう
平たいイガ上手に生かしたね
 微妙な曲線上手に生かせてるね  お正月飾り もできるよ
     
   
 クマさん
体 クヌギの殻斗 
手と足 ヤシャブシ 
鼻 カシの殻斗
目 フウセンカズラ
かわいいね
目と鼻と口のバランスが
とてもいいね
じいちゃん
組み合わせた8つの木
うまくデザインされてるね
じいちゃんの眉だね
ほっこりするね
左に寄せるなんてすごいね
表情が出るね
なかよし
ねこにゃん  ねずみにゃん
ふっくらほっぺがかわいい
ピスタチオの使い方うまいね
       
「わたしって  どう。」 
なんとも言えないこの表情
耳の木の使い方がいいね
木の形 年輪 上手に
生かしてるね
耳に持ってきた木センスいいね
くちばしの迫力 いいねえ 表情がいいね
鉛筆立てに目をつけるとこんなに
変わるんだね 
この口の発想すばらしいね
鼻の位置も絶妙
         
         
ペーパーウエイト
みんなの作品
赤がとてもきいてるね
かわいい! 
 うさちゃん
小さな台の木を上手に使って
つくれたね
目がとてもいいね
         
         
 トトロ  
寝姿がかわいい
それぞれの配置うまいね
 トトロ の家族の感じが
よく出てるね
高さを変えているところが
いいね
枝の配置絶妙だね
トトロ
たて空間の使い方バランス
抜群だね
右の実はメタセコイヤの実 
 トトロ
楽しい話し声が聞こえてきそうだね 
 2022.12
         
 トトロは①百均のペイントマーカー白色で目口腹の部分をぬる。②ぬった後乾かす。③その間に枝をくっけたり,他の動物をつくったりする。④サインペンでトトロの目や口お腹の模様をかく。⑤トトロを台につける。
 小さい子どもには,前もって目口腹を白く塗ったドングリを用意しておいてあげるとすぐにつくれます。    
         
マツボックリを緑色に塗って,いろんな飾りをつけてつくりました。クヌギのどんぐりでトトロもつくって飾りました。 
       2022.12 
 マツボックリのクリスマスツリーと
トトロ
  マツボックリのクリスマスツリーと
トトロ 
 マツボックリのクリスマスツリーと
トトロ 
 
         
         
 
 近所や公園で学校で剪定作業をしている方に木の枝をもらいます。電動鋸で適当な大きさに切り,その木を煮沸消毒をします。ドングリやマツボックリなども煮沸して,乾かして使っています。煮沸しておくと梅雨の時期でもかびることはありません。ドングリ虫も出てきません。昨年の秋のドングリなどもカビずに使うことができます。(中身が固くなっているので穴をあけるのはできません。)
 はじめてマツボックリを煮沸したとき開いていたかさが閉じてしまって,びっくり。元通りに開くのかネットで調べました。乾かすと不思議 元通り開きました。
 
栗のイガは,とがった先の部分をハサミでカットして扱いやすいようにした上で,煮沸し柔らかいうちに形を丸く整えています。
 接着は,はじめ速乾ボンドでしていました。くっつけるのに時間がかかるので,2回目からは,グルーガンを使っています。百均で200円で売っていました。百均のグルーガンは,電源コードが短くグルーが垂れるので子どもたちにとっては使いにくいです。アマゾンで何台か買って使っています。グルースティックは百均ので十分だとは思います。ネットで調べるともっと強力につく透明なグルースティックも売っています。つける場所を失敗したときに外してやり直しやすいのは百均の半透明のグルースティックです。
 台にする木と目や口にする木は,自分で選んで1つの作品をつくれるようにしています。なので,材料の台の木は2倍の数,目や口の小さな木は山盛り用意しています。自分たちがとってきたドングリなどと組み合わせて作ります。大きなクヌギのドングリがとれた時はトトロなどもつくって組みあわせてつくります。
 自分で選ぶということがこれからの世の中を生きていくうえでとても大切な力になると思うので製作人数以上の材料を用意しています。
 やじろべえは,ドングリの実の中身が柔らかいうちにしないと竹ひごが刺さりにくくなります。ドングリをとってきて,5分ほど煮沸しざるにあげて冷ましてから使います。数日はやわらかいので子どもが細工しやすいです。
 スマホ社会になればなるほど実体験ができるクラフトはとてもいい教材だと思います。
 1~2時間でつくることができます。保護者の方も夢中になっているのを見ると嬉しいです。
準備は大変なのですが,何百人という子どもたちの笑顔に癒されています。元気な間は,続けようと思っています。    
         
         
         
Shinya

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